診療内容
CTでわかる病気
CTは、体の内部の断面を撮影し、撮影画像をコンピュータ処理して、立体画像にします。
そのため、肺、出血、骨などの身体の内部の構造をはっきりと描き出し、気になる部分をさまざまな角度から見ることができます。
眼窩吹き抜け骨折
眼に野球のボールが当たり、ものが二重に見えるとのことで来院した方。
向かって右の眼窩底に骨折があり眼窩内容が飛び出しているのがわかります。
前額断(顔に平行な面)での画像再構成が必要です。
頭蓋骨骨折
ベビーカーから転落した幼児。
後縦靱帯骨化症
頸椎(首の骨)をつなぐ靭帯が骨のように固くなり、脊髄を圧迫するために手足がしびれたり、手足の動きが悪くなったりする病気です。
頸椎3D
右肩~腕のしびれがあり来院した方。
椎間孔(神経の出てくる穴)が狭くなっています。
尿路結石症
突然背中に激痛が起こる病気です。
以前は尿路造影撮影が必要でしたが、マルチスライスCTを用いると、造影剤を用いることなく、結石の位置、大きさまで正確にわかります。
肺癌
肺炎
胸部の単純レントゲンではわからないような小さな病変も発見できます。
膿腫瘍
脳腫瘍もCTでわかります。
くも膜下出血
突然の激しい頭痛で来院した方。
頭の中で出血しています。脳のしわの中の白い部分が血液です。
慢性硬膜下血腫
頭を打ってから一ヶ月後に徐々に脚に力が入らなくなってきた方。
脳の外側に血液がたまっています。